いやほんとに、ほんとに良いと思いませんか？
何がって、そりゃ少年隊の湾岸スキーヤーに決まってるでしょうが…
星屑のスパンコールも大好きだからどちらについて書こうか悩んだんだけど、背景を調べてみたらすごくバブリーな匂いがムンムンとたちこめてきてエモエモな気分になったのでみんなに少しでも知ってもらいたい！その一心でここに記します。
▼私が湾岸スキーヤーを知ったきっかけ
当時私の家にはDVDプレイヤーがなくて、NEWSを好きになり始めたばかりの中1の私は歯がゆい思いをしていた。DVDプレイヤーを買ってもらったら絶対にこのDVDをお年玉で買って1番に再生するぞ！と意気込んでいた。欲しくて欲しくて見たくて見たくてたまらなかったDVD。それがそう、NEWSニッポン0304。
![NEWSニッポン0304 [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51d8wQlmp-L._SL160_.jpg "NEWSニッポン0304 [DVD]")
これがまた最高の名盤…。6年前にオタ卒したときに手放してしまった名盤…。あんな思いで手に入れたのになぜ手放したんだ…。言うならば私のオタク人生で1番最初に見たジャニーズのDVDだ。待ってすごい話脱線してる。
まぁこのDVD見てもらうのが一番手っ取り早いんだけど、なかなかそうはいかないので。この時のNEWSは自分たちの持ち歌が少ないために先輩の曲をやたら歌っていて、そのうちの1曲が湾岸スキーヤーだったというわけです。腕をぐるっと回しながら「Spring, Summer, Autumn, and Winter, and You Here we go now. Spring, Summer, Autumn, and Winter, and You 湾岸スキーヤー」って歌ってるわけ。若かりしNEWSちゃんたちが。イントロとかメロディーが好きではあったけど「歌詞トンチキかよ」って中学生の私は思ってた。でも実は奥が深かった。後に記します。脱線し放題のまま私の湾岸スキーヤーの馴れ初めは以上。
▼じゃあなんで此の期に及んで？
そこなんだよ、なんで今更湾岸スキーヤー熱が再燃してるの？って話。最近またJr.にお熱で動画漁っているとやっぱり湾岸スキーヤーがよく歌われている。そしてカラオケでなんとなく歌ってみたらバチボコにいい歌じゃん、バブリーじゃん…しかも非オタの友達が「それ上司がカラオケで歌ってたから知ってる」って！！！おじさん世代がちゃっかり知ってるのかよ！少年隊様々！さすが！
そんなこんなで湾岸スキーヤー担になりそうなところ、眠れぬ夜に湾岸スキーヤーについてググってみたんだけどその夜見事に湾岸スキーヤー担に降りることに。その時代に生まれたかったな、その時代にオタクしてたかったな、と昔のオタク様方に想いを馳せた夜だった。リアルタイムで少年隊の湾岸スキーヤー聴いてるオタクになりたかった。そしてみんなにも知ってもらいたいんだ、古き良き湾岸スキーヤー。
▼湾岸スキーヤーの歴史
さっきからバブリーバブリー言ってるけどどこがバブリーなのか。若い方はあんまり分からないかもしれないけどバブル期はスキーブームでもあった。絶好調熱いハートでゲレンデで恋してたんだよみんな。いいよね私もすごい憧れるけどスキーなんて父とマンツーか学校行事のスキー林間でしかやってない。
でも湾岸って海沿いでしょ？海沿いでスキー？山じゃなくて？…そう、山じゃなくて海沿いでスキーできた時代があった。バブル期が少し過ぎた1993年7月15日*1、千葉県は南船橋にSSAWS(ザウス)という巨大屋内スキー場が誕生した*2。千葉県の湾岸でスキーしてる輩はまさに湾岸スキーヤー。そのSSAWSのCMのためにあの山下達郎さんが書き下ろした曲こそが湾岸スキーヤーである。SSAWSってそもそも「Spring, Summer, Autumn, and Winter, in Snow」の頭文字を取っていて、春夏秋冬いつでもスキーができるという意味だというから…もうその時点で好きだよね。これは山下達郎さんのCMバージョン。
三井不動産 CM 1993年 スキードーム ザウス 「雲海」篇 山下達郎
その後、今からちょうど20年前の1998年長野オリンピックのフジテレビテーマソングとして少年隊がカバーした。SSAWSのCMソングとして使われてから5年も経っているというのに、あの秋元康さんが詞を加えて少年隊に提供してオリンピックの主題歌になった。なにそれエリート街道まっしぐら。そりゃいい曲に決まってんじゃん！！！達郎と康と少年隊とか！！！決まってんじゃん！！！良いに！！！
んでもって、テレビ宮崎のステーションジングルにも使われていたらしい。使われ放題だよ、使わないともったいないもん。
▼根本的な湾岸スキーヤーの良さ
そうね、いい加減湾岸スキーヤー自体の良さを伝えないとね。でもここまで読んでもらえていたら私のしょうもない文体からでも湾岸スキーヤーの良さ分かってもらえてる？かな？はず。1分40秒あたりからの湾岸スキーヤーをご覧あれ。
少年隊夢 少年隊メドレー 仮面舞踏会～湾岸スキーヤー～ダイヤモンドアイズ～仮面舞踏会
ただもうこれ全部曲が良すぎた。ついでと言っちゃなんだけど全部見てほしい。
まずイントロの冬感。イントロだけで1週間過ごせる。イントロ1週間～！*3
Spring, Summer, Autumn, and Winter, and You
Here we go now.
Spring, Summer, Autumn, and Winter, and You
このフレーズがたくさん出てくるんだけど、これでノイローゼになれるなら本望。CMで使われていた時は「in Snow」だったけど少年隊に提供されて「and You」になったんだね。春夏秋冬とあなた。バブリーなラブソングの予感がする。ワクワク。
海沿いのTV Station右に見て
街の灯が躍る Rainy Rainbowbridge
お分かり頂けただろうか…夜に首都高のレインボーブリッジを抜けて東京湾沿いのフジテレビを右に見ながら西船橋のSSAWSに向かってるところを想像できただろうか…あくまでも私の解釈だけど甘い雰囲気のアベックが湾岸線かっ飛ばしてる気しかしてない。絶対に彼氏が彼女の肩に腕回して片手でハンドル握ってるじゃん。イントロからのこのAメロ序盤。もう私のタイプにクリーンヒットしてきて疲れてきた。
アクセルを踏み込めば 夢が近づく
ルーフに乗せた板が 翼のように
アクセルを踏み込んで春夏秋冬いつでも流行りのスキーができる夢のようなSSAWSに近づいていく。もちろんMYスキー板を持ってるから車のルーフに乗せて、それがまるで翼のように見える。うわ～この時代に25歳で居たかった！私も首都圏でベタなドライブ＆スキーデートしてぇ～～～！
2番は割愛させて頂きますが、Aメロの「鉄骨のあのドームを追い越して」の鉄骨のあのドームはSSAWSそのものだと思う。実物見てみたっかった。
終盤に「キスまであと何マイル？何マイル？何マイル？」という歌詞があるってことはまだ付き合う前なのかなとも思える。「夢が近づく」の夢もSSAWSのことではなくて「君と付き合う」ということなのかな。とか。
と、ただの湾岸スキーヤー担の私が好きを皆さんに共有したくて、元々知っている人にもこんな背景があるんだよ！と伝えたくて乱文ではありますがここに記させて頂きました。思いのたけを綴りました。また忘れたころに言いたいことを思い出したら加筆しようと思います。既にもっと言いたいことはあるんだけどいかんせん文章力が無くてうまく伝えられない。もどかしいなぁ～。ピョンチャン五輪を終え、冬も終わりそうだね。今シーズンはスノボ行かなかったな。いやそこスキーじゃないんかい。
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